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滋賀医科大学医学部附属病院
医師キャリア形成プログラム
プログラム概要
- 滋賀県内の病院をローテートしながら、本県の地域医療に貢献する人材の育成を目的とします。
- 教育施設での効果的研修により脳神経内科専門医を取得し、神経救急疾患から神経難病まで神経を専門とするジェネラリストとなることを目指します。
- 基幹病院から地域医療にわたり、認知症や脳梗塞、てんかん症例を経験することで、日本てんかん学会、日本脳卒中学会、日本認知症学会専門医資格や家庭医として必要な技能の取得も可能です。
プログラム到達目標
- 県内医療機関をローテートし、コモンディジーズから希少疾患にわたる疾患の診療能力を身に付け、脳神経内科専門医資格を取得する。
- 専門医として、基幹病院スタッフや地域診療医として活躍する。
- 地域医療に貢献するため、地域の基幹病院で研修し病診連携診療に従事する。
取得可能な資格・習得可能な技能
資格
内科専門医
【要件】
- 3年以上の内科専門医プログラムを修了していること
日本神経学会専門医
【要件】
- 本神経学会会員歴が3年以上、臨床研修が6年以上。
- 本神経学会認定教育施設で3年以上、教育施設で２年以上＋教育関連施設で2年以上、教育関連施設で4年以上。
- 日本内科学会認定医の資格を取得していること。
日本脳卒中学会専門医
【要件】
-
- 日本神経学会神経内科専門医
- 日本脳神経外科学会専門医
- 日本リハビリテーション医学会
- リハビリテーション科専門医
- 日本救急医学会専門医
- 日本内科学会内科専門医
- 日本外科学会専門医
- 日本小児科学会専門医
- 日本小児神経学会専門医
- 日本医学放射線学会専門医
- 日本核医 学会専門医
- 日本老年医学会老年病専門医 のいずれかを有していること
- 日本脳卒中学会認定研修教育病院で、3年以上の研修歴があり、現在脳卒中診療に従事していること。
日本認知症学会専門医
【要件】
- 認知症関連他学会（神経学会、内科学会など）の専門医を有すこと。
- 認知症の臨床経験：教育施設での3年以上の研修を修了していること。
日本てんかん学会専門医
【要件】
- 多くのてんかん患者を実際に適切に診療してきた実績と、それに必要な臨床的能力を十分備えていること。
- 認定研修施設における １年以上の研修歴を有すること。
日本臨床神経生理学会専門医（脳波部門、末梢神経筋電部門）
【要件】
- 臨床経験が5年以上（初期臨床研修期間の2年間を含む）あること。
- 脳波あるいは筋電図・神経伝導の臨床的検査・所見診断に3年間以上（他の検査・診断との兼務期間も含む）従事した経験を有すること。
技能
- 認定教育病院で頸動脈エコー、脳血管造影、神経筋エコー、神経筋生検、ボツリヌス注射、筋電図、神経伝導検査、誘発電位、脳波の実施と判読、神経画像、核医学検査の読影能力を身につける。
- 地域の関連病院で脳卒中、認知症、頭部外傷、生活習慣病に基づく疾患を経験し、総合診療医としての能力も涵養する。
研修先となる医療機関群
| A群 | 大津圏域 |
市立大津市民病院 大津赤十字病院 |
|---|---|---|
| 湖南圏域 |
淡海医療センター 滋賀県立総合病院 |
|
| B群 ※4年間以上勤務必要 (6年コースは2年間以上） |
甲賀圏域 |
公立甲賀病院 国立病院機構紫香楽病院 |
| 東近江圏域 | 湖東記念病院 | |
| 湖東圏域 | 彦根市立病院 | |
| 湖北圏域 | 長浜赤十字病院 | |
| 湖西圏域 |
※A群：大津・湖南圏域に所在する医療機関
B群：甲賀・東近江・湖東・湖北・湖西圏域に所在する医療機関
※指導医の配置状況により、研修先となる医療機関は変わる可能性があります。
プログラム・コースパターン
個人の希望や県内の医師充足状況を踏まえて策定。ただし、知事が指定する医療機関は希望に沿えない可能性があります。
