プログラム概要
- 滋賀県内の病院をローテートしながら、本県の地域医療に貢献する人材の育成を目的とします。
- 心不全・虚血性心疾患・不整脈・末梢動脈疾患などの循環器領域全般を経験でき、様々な専門治療(カテーテル治療など)に早期から参加することが可能です。
- 循環器疾患に対して、診断から治療、場合によっては緩和ケアまでを担当・研修します。
- 多くの循環器救急症例が経験でき、初期対応を指導医とともに学ぶことができます。
プログラム到達目標
- 主担当医として、入院から退院(初診・入院~退院・通院)まで可能な範囲を経時的に経験し、一人一人の患者の全身状態、社会的背景・療養環境調整をも包括する全人的医療を実践する。
- 個々の患者に最適な治療方針を立て実行する能力を修得する。
取得可能な資格・習得可能な技能
資格
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内科専門医
【要件】 学会認定の内科専門研修プログラムに沿って、卒後 5~6 年で総合内科専門医を取得することが可能です。
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循環器専門医
【要件】 総合内科専門医修得後に、循環器専門医の取得を目指します。
技能
基本的診療技術・知識・態度
- 各種循環器疾患についてその病態・治療の概略を理解し治療方針を立てることができる。
高度専門的診療技術
- 経胸壁心エコー/経食道心エコー/血管エコーの習得
一時的ペーシング挿入・デバイス植込み術と管理
左心・右心カテーテル検査の施行と解釈
体外補助循環(IABP・ECMO)の挿入とその管理
心血管カテーテルインターベンションの適応評価と施行
研修先となる医療機関群
※A群:大津・湖南圏域に所在する医療機関
B群:甲賀・東近江・湖東・湖北・湖西圏域に所在する医療機関
※指導医の配置状況により、研修先となる医療機関は変わる可能性があります。
プログラム・コースパターン
個人の希望や県内の医師充足状況を踏まえて策定。ただし、知事が指定する医療機関は希望に沿えない可能性があります。