K先生<滋賀県医学生修学資金/眼科>

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K先生<滋賀県医学生修学資金/眼科>

滋賀県で働く魅力について教えてください。

元々私は滋賀県出身という訳ではありませんが、妻の家業の関係で滋賀県で働くことになりました。

住んでみて・働いてみて思うこととしては、滋賀県は交通の便が良く、県内だと南から北まで移動したとしても現実的な時間内に収まります。

医局の関連病院に、出向や非常勤で行くことになっても移動がそこまで苦になりません。

これを満たす都道府県は意外と少ないのではと思います。

私の出身大学や出身地は別で、そちらでは外勤に片道2時間かかることもざらにあるようです。

現在の診療科に決めた理由をおしえてください。

自分は希望診療科が全く決められず困っていました。そんな時に友人の勧めもあり、手術も薬物治療もできて、なおかつ特殊な技能が必須の診療科が良いと考えるようになり、独自のスキルを磨いて使っていける眼科を選びました。

日中は外来や手術で息をつく時間がありませんが、その分メリハリもつくので働きやすい環境と思います。手技が多彩で、難易度が高い手術も多く、スキルアップを実感できるのも良いポイントです。

ご自身のキャリアプランと地域枠従事要件の兼ね合いで難しいと感じることはありましたか。

滋賀医科大学眼科は、後期研修の最初2年間を大学、残り2年間を市中病院で行うのがスタンダードです。

私の知事指定年限1年目のタイミングは、当科的には大学病院で後期研修をする期間と被りますが、担当者様と医局がご調整下さり、大学で義務年限を始めさせて頂きましたので特に困難は感じていません。

これまでのご自身のキャリアで印象に残っていることはありますか?

初期研修の時に印象に残ったことは、地域研修で地域包括支援センターで1か月研修した際に毎日患者宅を訪問して回ったことです。

それまでは病院で研修をしていたため、急変時や周術期など特殊な状態の患者しか診たことがなかったため、実際の患者生活に寄り添うことを考える機会になりました。

後期研修では、まだまだ未熟で至らぬことばかりですが、やはり初執刀が印象的でした。自分が執刀して、改めて責任の重さを実感して大変緊張しました。

初心を忘れず精進いたします。

これからの地域枠学生にメッセージをお願いします。

滋賀は食事も美味しく、家賃も安く、患者さんやスタッフも優しいです。また、他県と比較して県内の行き来が容易です(これは医局所属の医師にはとても重要です)。診療科も自由に選択する余地がありますし、マッチングやシーリングも制限が少ないです。また、働きかたについて希望を聞いてくださったり、その都度相談できるシステムが充実しているので安心して働けています。

出かけるときも京都が隣で、新幹線にもすぐアクセス出来るので学会などでも便利です。

とにかく滋賀は医師が働きやすい環境がそろっていますので、ぜひ一緒に働きましょう!

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