コース概要
- 滋賀県内の病院をローテートしながら、本県の地域医療に貢献する人材の育成を目的とします。
- 運動器疾患、心臓リハビリテーション、脳血管障害など多岐にわたるリハビリテーション分野を基幹施設・関連施設を通じて習得し、リハビリテーション専門医、指導医を目指します。
- リハビリテーション専門医・指導医として後進の育成にも従事します。
コース到達目標
- 県内医療機関をローテートしながら、リハビリテーション医学として診断・治療に必要な知識・基本手技を習得する。
- リハビリテーション専門医・指導医として地域医療に根ざした幅広い知識と技術を習得し、活躍する。
取得可能な資格・習得可能な技能
資格
- リハビリテーション専門医
【要件】
①医師免許取得5年以上及び学会加入後3年以上を経過していること
②学会の定めた専門医制度卒後研修カリキュラムに基づき、本学会が認定する研修施設において3年以上の研修を行ったものであること
③本医学会年次術集会における主演者の学会抄録2篇を有すること
④自らリハビリテーション医療を担当した30症例の症例報告を提出すること
⑤自らリハビリテーション医療を担当した100症例のリストを提出すること
- リハビリテーション指導医
【要件】リハビリテーション専門医取得後、以下の要件を満たす。
①3年間の診療実績
②リハビリテーションに関する筆頭著書論文1篇以上、本医学会年次学術集会、秋季学術集会、地方会またはリハビリテーションに関係する国際学会で2回以上発表していること。そのうち1回以上は本医学会年次学術集会もしくは秋季学術集会であること。また1回以上は主演者であること。
③本医学会指導医講習会の1回以上の受講。
技能
- 運動器および心臓リハビリプログラムの計画と評価
- 脳卒中のリハビリテーションプログラムの計画と評価
- 嚥下の評価、言語機能評価
キャリアパス例
※下記は想定就業例です。研修先や勤務先について、将来的な配置を約束するものではありません。
※実際の勤務先等はその時点での診療科の事情や、一時中断期間(妊娠・出産・育児・介護・大学院進学や留学等)の影響を受けるため、上記の内容と異なる場合があります。
研修先となる医療機関群
※A群:大津・湖南圏域に所在する医療機関
B群:甲賀・東近江・湖東・湖北・湖西圏域に所在する医療機関
※指導医の配置状況により、研修先となる医療機関は変わる可能性があります。