プログラム概要
- 滋賀県内の病院をローテートしながら、本県の地域医療に貢献する人材の育成を目的とします。
- 内科専門医の取得とともにサブスペシャルティとして呼吸器専門医を取得し、本県に不足している呼吸器内科分野での活躍を目指します。
- その他、呼吸器内視鏡や感染症診療を経験することで、気管支鏡専門医資格や感染症専門医といった資格の取得も可能です。
プログラム到達目標
- 呼吸器の機能形態学、病態生理学、分子生物学、薬理学、遺伝学、疫学、症候学、診断学、治療学に関する豊富な知識を習得すること。
- 重要な専門的検査技術を取得し、広い範囲の呼吸器疾患の知識と理解、及び重要呼吸器疾患の臨床を経験すること。
- 高邁な医療倫理感を持つこと。
取得可能な資格・習得可能な技能
資格
内科専門医
- 【要件】初期研修終了後、学会認定の内科専門研修プログラムに沿って3年の研修を行い、試験に合格すること。
呼吸器専門医
- 【要件】 3年以上にわたる呼吸器専門研修を経て、試験に合格すること。(内科専門研修との並行研修)
気管支鏡専門医
- 【要件】 5年以上にわたる気管支鏡診療歴および、必要実績数を有し、試験に合格すること。(内科専門研修との並行研修も可)
結核・抗酸菌症認定医
- 【要件】 2年以上の医師歴があり結核・抗酸菌症診療について研鑽を積もうとする者が、必要研修単位を取得し、試験に合格すること。(内科専門研修との並行研修も可)
抗菌化学療法認定医
- 【要件】 2年以上の医師歴があり抗菌薬の適正使用について研鑽を積もうとする者が、必要研修単位を取得し、試験に合格すること。(内科専門研修との並行研修も可)
アレルギー専門医
- 【要件】 6年以上の臨床研修(その内3年以上は指定施設でのカリキュラムに基づく)を経て、試験に合格すること。
感染症専門医
- 【要件】 内科専門医であり、6年以上にわたる感染症学研修を経て、試験に合格すること。
肺がんCT検診認定医
- 【要件】 日本呼吸器学会の呼吸器専門医資格を有し、試験に合格すること。
がん治療認定医
- 【要件】 日本呼吸器学会の呼吸器専門医資格を有し、初期研修修了後、通算2年以上の認定研修施設での研修を経て、試験に合格すること。
呼吸ケア・リハビリテーション呼吸ケア指導医
- 【要件】非喫煙者であり、必要研修単位を取得した者。
※学会により会員歴が必要となります。
技能
- 胸腔穿刺術、胸部超音波検査法、および胸腔ドレナージ
- 気管支内視鏡検査、局麻下胸腔鏡検査、超音波ガイド下肺生検、CTガイド下肺生検
- 気管支サーモプラスティ
研修先となる医療機関群
※A群:大津・湖南圏域に所在する医療機関
B群:甲賀・東近江・湖東・湖北・湖西圏域に所在する医療機関
※指導医の配置状況により、研修先となる医療機関は変わる可能性があります。
プログラム・コースパターン
個人の希望や県内の医師充足状況を踏まえて策定。ただし、知事が指定する医療機関は希望に沿えない可能性があります。