コース概要
- 滋賀県内の病院をローテートしながら、本県の地域医療に貢献する人材の育成を目的とします。
- プログラムの履修により、外科専門医および呼吸器外科専門医の取得を目指し、肺癌をはじめとする胸部疾患全般(心臓血管・食道は除く)に対する外科治療の分野での活躍を目指します。
- その他、気管支鏡検査・処置を経験することで、気管支鏡専門医資格の取得も可能です。
コース到達目標
- プログラム終了時には外科専門医、呼吸器外科専門医および気管支鏡専門医資格を習得する。
- 胸部疾患全般、主に肺癌に対する治療方針が提案でき、実際の外科治療を行うことが出来る。
- 気管支鏡検査による検査の実施および気道内病変に対する処置が出来る。
取得可能な資格・習得可能な技能
資格
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外科専門医
【要件】 日本外科学会会員、指定施設、または関連施設において通算5年(最短)の修練実施計画を修了、認定医試験に合格
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呼吸器外科専門医
【要件】 外科専門医、日本呼吸器外科学会および日本胸部外科学会会員、卒後修練期間7年以上(認定修練施設において3年以上の修練期間)、指定された業績を有する、専門医試験に合格
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気管支鏡専門医
【要件】 日本呼吸器内視鏡学会会員(5年以上)、指定の診療実績および業績を有する、専門医試験に合格
技能
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外科(呼吸器外科)手術手技
研修医療機関で外科治療の勤務を経験し、外科(特に呼吸器外科)手術手技の技術取得を目指す。
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気管支鏡検査・処置
研修医療機関で気管支鏡検査・処置の勤務を経験し、同技術取得を目指す。
キャリアパス例
※下記は想定就業例です。研修先や勤務先について、将来的な配置を約束するものではありません。
※実際の勤務先等はその時点での診療科の事情や、一時中断期間(妊娠・出産・育児・介護・大学院進学や留学等)の影響を受けるため、下記の内容と異なる場合があります。
研修先となる医療機関群
※A群:大津・湖南圏域に所在する医療機関
B群:甲賀・東近江・湖東・湖北・湖西圏域に所在する医療機関
※指導医の配置状況により、研修先となる医療機関は変わる可能性があります。