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当院は2000年10月に東近江医療圏で不足する循環器疾患や脳疾患の急性期医療を充実させることを目標に開院し、20年以上この目標に沿って診療を行ってきました。
129床と小規模の病院ですが、上記二疾患領域は症例数も多く、治療成績を含め大病院に遜色のないものとなり、当地の高度専門医療を担う病院となることが出来ました。加えて、近年では超高齢化の進行によりフレイル・サルコペニアにともない骨折など運動器疾患が増加し、また多病の患者も増えました。これらに対応するため地域包括ケア病棟を新設し、高度先進医療以外の地域医療にも注力しています。
重点を置いている診療部門は循環器疾患と脳疾患です。
循環器内科と心臓血管外科の綿密な連携により内科・外科両面から総合的に循環器疾患に対応出来る体制で診療しています。心臓カテーテル検査・治療数は県内有数を継続しており、血管撮影装置は循環器専用として2台あり、常時緊急カテーテル治療が可能です。また、診療だけで無く臨床研究も積極的に取り組み、先進的な医療をとりいれ、最新治療を安全に行える病院をめざします。
脳神経外科についてはいくつかの特徴があり、機能改善のための脳外科治療は、関西トップクラスの手術数の三叉神経痛や、顔面けいれんの手術、そして県内唯一のパーキンソン病などに対する脳深部刺激療法を行っています。また、脳腫瘍は手術以外にガンマナイフ治療の選択肢もあり、安定した治療成績を継続しています。高齢化で増加する脳血管障害に対しては、発展著しい脳血管内治療を積極的に施行し、また近年は治る認知症として正常圧水頭症に対する手術も多数施行しています。
20年にわたり上記の高度先進医療を中心に行ってきましたが、地域の高齢化は急速に進行しています。加えてコロナ禍で高齢者のフレイル・サルコペニアは悪化し、骨折など運動器系疾患も増加しています。短期入院をめざした治療をしていますが、超高齢者は多病の状態で短期間の入院でも併発症が生じることや、ADL低下の生じることが少なくありません。そのため地域包括ケア病棟を新設しリハビリも充分に行い、自宅退院を出来る体制作りを行いました。
今後も高度急性期医療から地域医療まで幅広く充実をめざします。
診療科目 | 循環器内科、内科、小児科、外科、脳神経外科、整形外科、眼科、皮膚科、耳鼻咽喉科、泌尿器科、放射線科、救急科、形成外科、心臓血管外科、呼吸器内科、リハビリテーション科、麻酔科、脳神経内科 |
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医療圏 | 東近江保健医療圏 |
所在地 |
〒527-0134 滋賀県東近江市平松町2-1 |
連絡先 | 0749-45-5000 |
アクセス | JR 琵琶湖線 能登川駅 車約30分 |
病床数 | 129床 |
医師数(常勤、非常勤) | 常勤27人、非常勤47人 |
一日平均外来患者数 | 251人 |
一日平均入院患者数 | 90人 |