守山市民病院

平成30年4月に済生会へ経営移行し、令和2年には回復期医療に重点を置く新館が完成。1階に健診センターと内視鏡センター、2階に47床の回復期リハビリテーション病棟を開設し、3階は広さ1,000平米のリハビリテーションセンターに最新の訓練機器を配置して、入院患者の各症状に合わせたリハビリ治療を行っています。

急性期診療を担う済生会滋賀県病院との協力関係を主軸に、医師会・近隣病院との連携も緊密に行い、在宅療養支援病院としての役割も担い、より地域医療に貢献できる病院を目指しています。

学会による研修教育施設として、リハビリテーション医学会、透析医学会、糖尿病学会、整形外科学会、リウマチ学会、アレルギー学会などの認定を受けており、職員各職種の専門認定の取得を推奨し、支援しています。

令和3年7月に二病棟計100床の回復期リハビリテーション病棟の診療開始以降、4名のリハビリ担当医師と70名の療法士、そして病棟看護師や社会福祉士などが医療チームを組んで、充実した回復リハビリ診療とその後の生活改善に向けて取り組んでいます。また、複数の疾患を有しておられる患者の場合、各領域を専門とする医師がそのサポートにあたっています。

地域住民への糖尿病や循環器、呼吸器や消化器、また整形疾患などの慢性期疾患への診療がより重要となっており、当院では各領域を専門とする医師が外来と入院診療を担当しています。

また、透析センターでは、専門チームが維持透析治療を担当し、重度の複数疾患を有する患者については、入院にて透析治療を行っています。今後も、回復期リハビリテーション機能を主とし、慢性期疾患、予防医療、透析医療、在宅医療などの診療機能の強化を図ってまいります。